この聞き慣れない利付国債とはどのような国債なのでしょうか。その特徴について触れておきたいと思います。

利付国債は、クーポン(利息を受け取る券)が付く国債です。クーポンは日本語では利札ともいいますが、現在は利息そのものを指します。つまり、利付国債とは利息の付く国債です。

私は、国債といえば個人向け国債を思い浮かべましたが、利付国債は別の商品で、個人も法人も買うことが出来ます。
利付国債は各金融機関で取り扱っていますが、預入期間が2年、5年、10年のものが多いです。先行き不透明な時代、購入する側に立てば敷居が低いからでしょうか。20年、30年、40年といった長期の商品は扱う金融機関が限られるようです。
利付国債は固定金利です。利付国債は毎月つまり年12回発行され、そのたびに金利が設定され、満期償還までのあいだ半年に一度、利息が支払われます。もっとも、利付国債はペーパーレス化がすすめられていて、購入する金融機関に口座があることが前提と考えましょう。利付国債の購入単位は5万円の整数倍です。法人ならともかく個人が利付国債を買うとしたら微妙な値段設定だと思います。が、預貯金をするには天引きが有効と言いますから、利付国債も、買うと決めたら思い切るのが結局はお得かもしれません。
利付国債は、元本と利子の支払いを日本国政府が行うため、安全性が高い金融商品ですが、日本国の信用状況の悪化等により、損失が生ずる恐れもあります。誰しも自国の信用失墜の可能性など考えたくはないですが、世の中に絶対はありません。